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2005年12月13日 地域の安全は地域で守る(フリーランス・ライター志田玲子)
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かつて『水と安全はタダ』と揶揄(やゆ)されるほど治安の良さを誇った日本は、過去の話。ここ数年、殺人・強盗等の凶悪犯罪の増加で、地域に住む市民の不安が高まっています。
警察庁公表の統計(平成16年12月)によると、刑法犯の認知件数は、平成14年まで7年連続で戦後最多を記録していましたが、平成15年に減少に転じました(279万136件、対前年比▲2・2%)。
しかし、これを平成7年の178万2944件と比べると、1・6倍近い規模になります。
内訳を見ても、凶悪犯(殺人・強盗等)、粗暴犯(暴行・傷害等)、風俗犯(賭博・わいせつ)の件数が、軒並み平成7年の件数の2倍を超え、依然として高い水準が続いています。
このため、各自治体は警察官の増員計画に取り組み、私が住む神奈川県でも、平成13年〜17年度で1520人を増員すると共に、空き交番対策として交番相談員の増員も並行して進め、17年度に300人体制の確立を目指しています。
警察官の増員は、安全対策の一つではありますが、警察官の数が増えれば、その分、人件費などの行政コストが増え、それらは私たちの税金でまかなわなければなりません。
その前に、地域の市民が協力し合うことで、税金を使わずに地域の安全を守ることを考えてみませんか?
たとえば、空き巣は、近所付き合いの少ないアパートやマンションなどの集合住宅に狙いをさだめます。犯罪者にとっては、「人の目」が何よりも脅威なのです。ですから、ご近所同士、顔を合わせたら挨拶をしたり、立ち止まって世間話をしたりと、ちょっとしたコミュニケーションをとることを心がければ、空き巣の足を遠のかせることができます。
また、うちの近所(神奈川県藤沢市)では、夜になると昔ながらの「火の用心」が巡回に来ます。かちかちと音を鳴らしながら地域の市民が数人連れ立って、地域の人たちに「火の用心」を呼びかけています。
それを聞くと「ああ、今日も見回りに来てくれている」と心強い思いがするのと同時に、戸締りや火の始末の確認を思い出すのは、私だけではないと思います。
一人一人の市民が、自分にできることを実践することが「安全なまちづくり」の第1歩です。難しいことではありません、だれにでもできることがあるはずです。
地域の安全は地域で守る。地域市民としてあなたにできることを、もう一度考えてみませんか?
(フリーランス・ライター志田玲子 http://www3.0038.net/~psg01997/)
投稿者 machizukuri : 更新日2005年12月13日
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