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2006年08月09日 「すさみケンケンかつお」を全国ブランド化するプロジェクト(大河)
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和歌山県西牟婁郡のすさみ町は、名産品の「ケンケンかつお」を全国ブランドにするため、「ケンケンかつお・黒潮の恵みコラボレーション事業委員会」を設立した。同町の商工会が中心となって、カツオを使った観光客誘致や土産品の開発などを行って、地域の活性化に結びつける。
ケンケンかつおは、引き縄漁の一種であるケンケン釣りで釣ったカツオのこと。同町では2002年、ケンケン釣りのカツオをRPするため、商工会、町、漁協、観光協会が「すさみケンケンかつおブランド化委員会」を組織。全国商工会連合会から「小規模事業者新事業全国展開支援事業」として認定を受け、約800万円の補助を得ている。
「すさみケンケンかつお」は、古くから鮮度の良さと独特の漁法であるケンケン漁で、漁業関係者や仲買関係者の間でとして高い評価を得ている。
「ケンケン」とは、ハワイのカナカ語だといわれている。船を走らせ疑似餌をおどらせ、魚を誘惑して釣り上げる漁具で、その疑似餌の材料に使った鳥の羽毛が原語だとする説と、疑似餌が海面をピョンピョンと叩くさまがユーモラスだとして命名したという説がある。
この疑似餌と潜行板の組み合わせによるケンケン漁法は、一本釣り引縄漁法の歴史を画し、すさみ漁業を支えている。
ケンケン漁で釣り上げたかつおは、直ちに後頭部から延髄に太い針を刺して活け締めにした上で血抜きをし、水氷(海水に氷を浮かべたもの)に頭から突っ込んで、沖合いから短時間で市場に運ばれてくる。丁寧に放血され、氷温に保たれたかつおの身は、脂が乗っているにもかかわらずさっぱりとした食感と、舌にまつわりつくような旨みがあり、すさみでは一般的な“たたき”よりもそのまま刺身で食べる方が好まれている。
かつおそのものは、串本沖で獲れるかつおもすさみ沖で獲れるかつおも変わりはないという。「すさみのケンケンかつお」はすさみの漁師がその鮮度保持の技術を駆使して造るもので、海の男のかつおにかける思い入れが、繊細な取り扱いとなって現れ、日本一のケンケンかつおを生んだという。
「ケンケンかつお・黒潮の恵みコラボレーション事業委員会」は商品開発、味覚ツアー、体験ツアー、販路開拓の4分野について取り組む方針。具体的には、ケンケンかつお味覚ツアー、ふるさとメーリングリスト、土産物の開発、パンフレットやDVDの配布、宿泊施設と連携したケンケン漁や漁具作り体験、初ガツオのオークション、ケンケンかつおとイセエビの新作料理の募集などを計画している。
ケンケンかつおブランド化事業へのリンクは、http://www6.ocn.ne.jp/~susami/
投稿者 machizukuri : 更新日2006年08月09日
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