2006年09月15日 若者の視点がボランティアを変える(川本・多賀)
ゴ...
ゴミ拾いは楽しい


「環状線一周ゴミ拾いウォーク」は、大阪市民の身近な足であるJR大阪環状線を自ら歩くことで街の魅力を再発見し、自分達の住む街を歩きながら綺麗にすることを目標に始めたイベントです。
ゴミをポイ捨てすることは「カッコ悪いこと」と自覚し、若者のパワーで社会を少しずつ変えていくことの契機になればと思っています。
当日は、スタッフ、参加者(途中参加者含む)合わせて40人以上の若者が集まりました。多くは学生ですが社会人も参加しています。
晴天に恵まれ日差しが降り注ぐ中、集合場所の天王寺を9時にスタート。新今宮へ向け環状線を外回りに進むコースを選びました。
炎天下のため休憩を適宜入れながらの進行であったため、時間はだんだんと押してしまい完走できるか危うくなっていましたが、参加者の「ゴミを拾って綺麗にしたい」「完歩したい」と言う思いが強く、時間ギリギリまで続けることにしました。ゴール地点の天王寺に到着したのは午後6時半で環状線一周に9時間半がかかりました。集められたゴミは70Lゴミ袋約30個分の多さになっていました。
GOAL地点では、ストリートミュージシャンによるライブが開催され「一周を歩いた達成感と、街について考えていこう」ということを改めて感じることができました。
「挑戦+ボランティア+エンターテイメント」
このイベントを開催するにあたっては2つの目標がありました。
1つは「若者が街のことを考えるキッカケを与えること」、2つ目は「30キロという長い道のりをゴミ拾いしながら歩くことによって、挑戦することの素晴らしさや少しでも若者達が社会に影響を与えることができるということを実感すること」でした。
若者が参加する仕組みとして、環状線を「一周」するという冒険要素を取り入れ、さらに「完歩後のストリートミュージシャンによるLIVE」を開催することで、兼ねてから感じていた、ボランティアの地味な感覚や堅苦しいイメージを払拭させることができたと思います。
大阪市ボランティア情報センターの担当者からは「挑戦+ボランティア+エンターテイメント」という構図は非常に新しいことだと評価をもらいました。
街プロジェクトの発展を考えていく上で考えなければならないことは、街プロのファンを育てることです。
プロスポーツチームのように、多くのスポンサーやファンを必要とするNPOやボランティアチームには、楽しさを生み出して多くのファンを獲得しなければなりません。
今、NPOやボランティアに欠けているのは「楽しさ」だと言えます。楽しくて、気がつけば社会の為に何かできているという構図が築くことができれば、もっともっと活発にみんなが参加してくれる、応援してくれる社会貢献ができるのではないでしょうか。
今年は第一回目の開催です。これから大阪の若者たちの夏の風物詩にしたいと思います。
街プロジェクトは、今後も@街への意識を高めるA街生活を充実するB若者たちの視点を生かす――の大きな3つのテーマにもとづき活動を展開していきます。
NPOでもボランティアチームでもない自由な発想の企画集団として、新しい形を創り上げていきたいと思います。
川本傑(大阪市立大学4生)
多賀謙太郎(立命館大学4年)
■イベント参加者:42名
学生参加者の大学:大阪市立大学、京都大学、関西学院大学、同志社大学、兵庫県立大学、神戸大学、龍谷大学、大阪教育大学、関西大学、横浜国立大学、早稲田大学、立命館大学、神戸学院大学など
社会人参加者:高校教師、中学教師、薬剤師、一般企業など
■協力:大阪市ボランティア情報センター、大阪市環境事業局、中部環境事業センター
■所要時間:9時間30分(午前9時〜午後6時半)
■集まったゴミ:70Lのゴミ袋、30個
投稿者 machizukuri : 更新日2006年09月15日
