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2006年09月05日 三宅島復興に奮闘する沖倉商店が自然の染めのナチュラルダイTシャツ発売(大河)
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沖倉商店(東京都三宅島、沖山仙明社長)は、できる限り水や大地に負荷を与えない環境対応、肌に優しい素材特性を生かし、三宅島の明日葉や岩海苔で染めたナチュラルダイTシャツをLOHAS商品として販売を始めた。 価格は3,600円〜4,600円。購入は三宅島モールhttp://www.m-mall.jp/から。
このナチュラルダイを提供している会社は、植物以外にも鉱石など「自然界にあるもので染められないものはない」という。江戸時代に最高の技術と言われた「染め」は、1つの染めで反物を90回以上染めては乾かすを繰り返す。これでは現代の採算ベースに乗りにくくなっている。そのため、大島紬などの高価な品を除き、一般にはなかなか紹介されることがない。まず人件費がでないし、Tシャツなどは90回も「染め」をすればボロボロになってしまう。
いっぽう、これまでの染めは染色堅牢度に問題があり、洗濯による劣化や保存に弱点があった。染色過程が手工業的で大量生産には程遠く、発色も不安定だった。これらの欠点を克服すべく研究され進歩した染めはナチュラルな利点を生かしながら、品質の均一性を確保しつつ、量産化できるようになり、できる限り水や大地に負荷を与えない環境対応、肌に優しい素材特性を実現した。現在、ナチュラルダイでは約3000色ものカラーが存在すると言われ、それぞれ素材の持つ色素がグラデーションで抽出される。自然界から抽出した染料で染色された服には、抗菌、脱臭、鎮静など自然本来の効果が発揮され、肌への優しさや、心の癒しに好評を得ていることから、LOHAS商品として販売を始めたもの。
沖倉商店は、創業者沖山倉雄の苗字名前の頭文字をとって沖倉としたもの。沖山倉雄は、店を経営する傍ら、仲間に炭焼きさせるために山を買い、山の木を切り炭を作ると、また植林するという山林再生を実践していた。島民全体で仕事をシェアするその行動と自然に対する再生のスピリッツは、今で言うLOHASを先取りしたものといえる。創業は1928年11月1日、現在(※2006年春)創業77年の老舗として何度もの噴火被害を受けながらも営業を継続。現在は末子の仙明が継承している。
1983年の噴火で阿古地区が埋没した時には過去最大規模だった沖倉商店を失った。
還暦を迎えた2000年に噴火で全島避難。避難中大動脈解離(石原裕次郎と同じ病気?)で手術。川崎の聖マリアンナ病院で奇跡的に一命を取留め回復の為に入院生活を送る。その後順調な回復もあり、2005年2月1日の帰島第一陣で三宅島に戻り現在に至っている。生涯噴火体験すでに4回という三宅島の噴火と共に生きていると言っても過言ではない。
今回のTシャツ販売も、島の小さな商店が作る単なるお土産Tシャツではないことを証明し売上げの1%は三宅島の為に利用するという活動を推進するとしている。
投稿者 machizukuri : 更新日2006年09月05日
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