2008年03月05日 第169号
空き家が団塊世代の たまり場になった
NPOらの活動拠点で地域も活性化
高齢化や人口減少に伴い増加が懸念される空き家を、NPOなど社会的な活動の場として活用する取り組みが横浜市で始まっている。資金力・信用力が少ないNPOにとって活動拠点の確保は大きな課題。一方で、空き家の所有者は売却の目処も立たずに物件を抱えているケースが多い。こうした両者のニーズをマッチングさせるとともに、老朽化が激しい物件などについては必要に応じて建築団体が改修を行うことで経済的な効果もねらう。空き家を社会的な活動の場として使うことで、周辺地域全体を活性化させる期待もある。
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全国のユニーク条例
騒音おばさん標的に条例をつくった
今回から、しばらくの間は「ユニーク条例」について紹介する。ユニーク条例を紹介する意図は、「こんな条例もつくれるんだ!」と読者に思ってもらいたいからである。2000年の地方分権一括法により条例制定権が拡大し、様々な地方自治体でユニーク条例が登場している。その中には議員が提案したケースも少なくない。このユニーク条例の定義は、「他地方自治体にみられない、当該地方自治体の地域性や住民性、空間的特徴などを考慮したり、当該地方自治体の特有の問題に対処した条例」と簡単に定義しておく。今回、紹介するのは奈良県平群町の「平群町安全で安心な町づくりに関する条例」である(以下「平群町条例」という)。平群町条例は全8条から構成されており、2006年6月1日から施行されている。同条例の目的は「この条例は、他の法令で定められているものを除き、町民相互に著しく迷惑をかける行為を防止し、町民生活の平穏を確保することを目的とする」(第1条)とある。この目的規定を読んで、「あれか!」と思った読者はするどい。平群町条例は、実は、「騒音おばさん」の出所後に備えた政策的な条例なのである。
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女子高生による新名物開発プロジェクト
大学生が高校生を動かした
現在私たち東北大学法学部生6人は、宮城県塩釜女子高校の生徒たちに働きかけ、塩釜市で地域活性化活動を行っています。3月には、彼女達による、新塩釜名物の一般公開イベントを開催する予定です。私たちのプロジェクトのテーマは、「地域活性化の担い手づくり」です。私たちは、地域の中長期的な活性化には若い担い手が必要であり、地域社会の利害関係の外にいる学生だからこそできるプロジェクトがあるはずだと考えました。そこで、塩釜市内の高校生の中から、有志の参加者を募集し、実際に彼らにプロジェクトを企画・実施してもらうことにしたのです。今回のプロジェクトを通して、多くの『気付き』がありました。私たちは、まず塩釜市内にある高校にアプローチを開始しました。その際、多くの失敗と反省を重ねました。そして、その時点で問題意識のない人に、『やる気』を起こしてもらうために必要なことは、その人を「必要として、期待して、信頼すること」だということに気がついたのです。まだ問題意識や主体性が芽生える前の人に対して、地域の危機を漠然と訴え、参加を募集しても協力は期待できません。「あなたが必要だ」と、誠実な期待を寄せ『ドラフト』することで、実際に協力を得られるのだということを学びました。
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阪神大震災、中越地震などの揺れを再現
THKの免震体験車
THK株式会社(寺町彰博・社長)はこのほど、日本初となる免震システムを搭載した「免震体験車」を完成させ、各イベントで試乗を開始した。同社は、世界に先駆け「LMガイド」※(直線運動案内)を開発したトップメーカー。直線運動案内は、工作機械、産業用ロボットなどあらゆる産業界で使われている。1月31日から2月1日の2日間、横浜パシフィコ(横浜市)で行われた「震災対策技術展」。「もしこんなにすごい揺れがきたら、全く動けなくなっちゃうのでは」。「地震にはいろいろな揺れがあるんですね。」試乗を体験した500人ほどの人から、こんな感想が聞かれた。=写真同社は、産業界で利用されている「LMガイド」の技術を応用し、地震の揺れを低減させる「免震システム」を開発。その揺れをリアルに体験できる免震体験車を昨年暮れに完成させた。免震構造とは、柱や梁(はり)、壁の強さで建物自体を強くし、揺れに耐える「耐震構造」とは違い、建物の基礎部分に設置した装置の動きで揺れを受け流し、震度6程度の揺れでも震度3程度に軽減するシステム。耐震と違うのは、建物の倒壊を防ぐだけでなく、家具などの室内環境への影響を最小限抑えられる点。現在、高層ビルや住宅だけでなく、文化財、病院、消防署など公共施設への採用が相次いでいる。
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NPOらの活動拠点で地域も活性化
横浜市金沢区の金沢文庫駅から10分ほど北へ歩いた場所にあるマンションの一室に、団塊世代の「たまり場」がある。NPO法人ワーカーズ・コレクティブ コンパスが運営する「ほっとすぺーすコンパス」。パソコン講座やスポーツ吹き矢教室、アロマ気孔講座など、様々なイベントを企画し、周辺に住む団塊世代らの憩いの場となっている。イベントがある時は、平均6〜7人が集まるという。昼になると750円でランチを食べることもできる。ワーカーズ・コレクティブ コンパスの会員が、健康に配慮した手作り料理を出してくれるのだ。
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投稿者 machizukuri : 更新日2008年03月05日
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